第3回タムロンマクロレンズ フォトコンテスト
第3回 タムロンマクロレンズ フォトコンテスト 結果発表


第3回を迎えた、タムロンマクロレンズフォトコンテストの入賞者が決定しました。(2006年11月15日締め切り)

応募人数 919名、応募総作品数 3,209点と今回もたくさんのご応募をいただき、まことにありがとうございました。今回で 当マクロレンズ フォトコンテストは第3回を迎え、応募人数、応募点数ともに昨年より増加し、改めて、マクロレンズの人気の高さを確認させて頂きました。
今回も多彩な被写体をとらえた作品をご応募頂き、様々な観点から竹内先生に審査をして頂きました。そのレベルの高さから今回も予定の受賞枠に加え特別賞を設け、厳正なる審査の結果、全54名の方が入賞されました。おめでとうございます。

総評
審査員:写真家 竹内 敏信氏
竹内 敏信 氏
今年は昨年に対し応募総数が増えました。マクロレンズフォトコンテストが定着してきたのだと思います。マクロレンズを前提としたコンテストは大変ユニークですし、将来も多くのアマチュア写真家の支持を得られると思います。ただし、現状では撮影対象を花や蝶などの狭い範囲で捉えすぎているようです。マクロ御三家ともいえる「花」「昆虫」「水滴」のクローズアップが一般的ですが、それ以外にも例えばロングでの撮影が可能だったりと思いのほか自由度は高いものなのです。違う世界を見据えて捉えていってほしいですね。ネイチャーの中に人物写真などが入っていると、とても新鮮なものに感じます。マクロレンズならではの人物写真を大切にしていくことで、一段と表現範囲も広がるはずです。
また、審査では「作品のクオリティ」のみが重視されると思われがちですが、実際にはプリントサイズや枠のとり方、タイトルなど、作品以外の付属的な部分も重要な選考ポイントになるので、そのことを十分に認識していただきたいですね。
マクロレンズフォトコンテストは世界にも例のない珍しいコンテストで、これからも続けていくべきものだと思います。マクロレンズの視野、自分の視野、表現の視野を広げて、今後も素晴らしい作品を生み出していってほしいと思います。


受賞作品一覧
グランプリ    橋本 浩一    「喜びの目」 作品へ
金賞    旗谷 賢次    「甲羅干し」 作品へ
   長島 利雄    「幼き命」 作品へ
   西宮 秀人    「穢れなき瞳」 作品へ
銀賞    横山 昭人    「群蜂」 作品へ
   及川 正樹    「変わり往く街」 作品へ
     川 久栄    「つれ添って」 作品へ
   長 吉秀    「秋の訪れ」 作品へ
   御園生 智    「lip」 作品へ
銅賞    岩室 節子    「敬礼!」 作品へ
   水野 進    「かわいいあんよ。」 作品へ
   井田 幸志    「夜露」 作品へ
   田子 保浩    「森のアクセサリー」 作品へ
   高橋 昭男    「只今参上」 作品へ
   石村 博樹    「分子のイタズラ」 作品へ
   服部 克己    「乱舞」 作品へ
   田中 昭三    「花心(カトレア)」 作品へ
   島田 良治    「かげろうの朝」 作品へ
   酒井 邦雄    「枯れ葉の船」 作品へ
入選    佐藤 教正    「初めてのフライト」 作品へ
   村山 智子    「海の流れ」 作品へ
   木村 桂三    「鱗、C」 作品へ
   西尾 規孝    「巣に葉を運び込むハキリバチの一種」 作品へ
   対比地 連吉    「ペディキュア」 作品へ
   津川 美智    「小宇宙」 作品へ
   橋本 昭秀    「岐路」 作品へ
   柳 妙子    「帯飾り」 作品へ
   清水 喜三    「秋日」 作品へ
   安斎 聡    「突き上げて」 作品へ
   酒井 義雄    「咆哮」 作品へ
   東 学    「フェイス」 作品へ
   高沢 岩男    「旅立ち」 作品へ
   平野 勉    「集中」 作品へ
   西浦 良一    「君の印象」 作品へ
   松木 功    「龍神」 作品へ
   白石 政明    「小さな花火」 作品へ
   木原 清次    「人気者」 作品へ
   飯島 秀雄    「初夏の頃」 作品へ
   横田 康治    「豊作の兆し」 作品へ
特別賞    牟田 照子    「朝つゆ」 作品へ
   久米 篤    「気泡」 作品へ
   仙波 威彦    「MOVING COLORS」 作品へ
   田口 秀樹    「生命の欠片(いのちのかけら)」 作品へ
   柴奥 啓市    「オバQ」 作品へ
   権田 のぼる    「視線」 作品へ
   矢田 晃    「露の華」 作品へ
   青木 弘    「アクセサリー」 作品へ
   藤岡 智宏    「落し物」 作品へ
   宇都宮 雅江    「フェイス」 作品へ
   浅見 昌典    「落書き」 作品へ
   佐野 しゅんじ    「火星人?」 作品へ
   寄宗 幸司    「シュンカン」 作品へ
   片山 圭右    「お伽の部屋」 作品へ
   住 高秀    「蝶々は恋人」 作品へ


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