タムロン鉄道風景コンテスト 結果発表


一般の部大賞(さいたま市長賞)準大賞審査員特別賞入選佳作
小・中・高校生の部大賞(さいたま市教育委員会教育長賞)準大賞審査員特別賞入選佳作
全応募作品より選出ユーモアフォト賞(さいたま商工会議所会頭賞)タムロン賞
受賞者一覧はこちら

準大賞
「誇り高き鉄道員」 則田 政朗 様  
「誇り高き鉄道員」
則田 政朗 様74歳 (愛知県名古屋市)
選評
撮影者は御年74才、わたしと同学年。見る目がやっぱり若いね。この作品は右側の安全確認をしているアメリカの鉄道員と左側の乗客の二人が目を引く訳ですが、実際はこの二人は大きく離れています。乗客と鉄道員の目線がそれているにもかかわらず、二人は非常に接近しているように感じます。その理由はパースペクティブ。右側を大きく、つまり遠近法をうまく使っているのです。また、乗客と鉄道員の距離から、ゆったりした雰囲気が伝わってきます。通勤電車のせせこましい30秒停車ではなくて、長時間停車の余裕が感じられ、見ていて心が和みます。そこが素敵だなと思いました。この作品も満場一致で決まりました。
準大賞
「今は遊歩道」 鈴木 義徳 様  
「今は遊歩道」
鈴木 義徳 様65歳 (静岡県浜松市)
選評
ここは遊歩道になっているのです。皆さんご存知でしたか?その昔、中央線が走っていたのですが、バイパス路線ができ、今は皆さんが散歩できる遊歩道として残っています。この大日影隧道は一時、キノコ栽培、ワインセラーにするという話もあったようです。
作品を見た時、最初はウィーンかどこかの外国の街かと思いました。煉瓦といい、ソフト帽を被った男性のしぐさ、歩く表情といい、まさに「第三の男」の雰囲気です。ぜひ皆さんも歩いてみてください。
カメラワークがものすごくうまいと思いました。光線の採り方、この方は写真を長く趣味としている方ですね。脱帽です。
準大賞
「機関室」 山本 田鶴子 様  
「機関室」
山本 田鶴子 様67歳 (静岡県静岡市)
選評
機関士というと、どのようなポーズを想像しますか?レギュレーターをぐーっと引っ張って、指差確認。助手だと石炭をくべる動作。そのようなポーズが浮かんできて、そんな瞬間を撮る方が多いようです。しかし、今作の作者田鶴子さんは何気ない仕草を撮っている。それがいいです。男が決まりきったものしか撮れないところを、何気ないポーズ、何気ない表情、肩から下げた手ぬぐい、カッコイイじゃないですか。こんなにも機関士をかっこよく撮れるのはやはり女性ならではのことかな?無心で撮っているからこの素晴らしい作品が生まれたのだと思います。光線も角度もいい、広角ズームのちょうど良いところで撮っています。オートで撮影しているのにブレていない。プロ顔負けです。

BACK 受賞作品一覧に戻る NEXT