タムロン鉄道風景コンテスト結果発表

  • 一般の部
  • 大賞(さいたま市長賞)
  • 準大賞
  • 審査員特別賞
  • 入選
  • 佳作
  • 小・中・高校生の部
  • 大賞(さいたま市教育委員会教育長賞)
  • 準大賞
  • 審査員特別賞
  • 入選
  • 佳作
  • 全応募作品より選出
  • ユーモアフォト賞(さいたま商工会議所会頭賞)
  • 車輌写真賞
  • タムロン賞

大賞(さいたま市長賞)

「確認車が往く」 中野 俊之 様

  • 「確認車が往く」
  • 中野 俊之 様53歳 (静岡県沼津市)
  • 選評

富士山の手前に、保線用機械が走っている作品です。この機械が新幹線の線路上を走っている姿が非常にユーモラスで、おもちゃの「チョロQ」を彷彿とさせて親しみが湧いてきます。新幹線の線路をチョロQが走る。そんなコントラストを狙ったものでしょう、楽しい写真に仕上げてくれました。早朝に撮影されたようですが、ヘッドライトの感じなどから実際は、写真から受ける印象よりも暗い撮影環境だったと思われます。1/3秒というスローシャッターで流し撮りをし、富士山の山頂が尖っているように表現されています。普段、目にする富士山とは異なった、夢の世界にいる雰囲気ですね。一度見たら忘れられない作品に仕上がっています。そこがこの作品の強いところです。

JR東海では保線用車を「機械」扱いとしている。「機械」が本線に入線する際は「線路閉鎖」を行う必要がある為、保線用機械は終電から始発までの時間帯に活動している。

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