タムロン鉄道風景コンテスト 結果発表

  • 一般の部
  • 大賞(さいたま市長賞)
  • 準大賞
  • 審査員特別賞
  • 入選
  • 佳作
  • 小・中・高校生の部
  • 大賞(さいたま市教育委員会教育長賞)
  • 準大賞
  • 審査員特別賞
  • 入選
  • 佳作
  • 全応募作品より選出
  • ユーモアフォト賞(さいたま商工会議所会頭賞)
  • 車輌写真賞
  • タムロン賞

準大賞

「緑輝く森を駆ける」 山本 学 様

「緑輝く森を駆ける」

山本 学 様44歳 (北海道札幌市)

選評

丸瀬布の初夏の感じですね。
実はコンテストでは暗めの作品が上位に入ることが多いのです。何故なら暗めの作品には「裏に何か秘めたものがあるのでは?」と感じられるからです。
そんな中、こんなにも明るさに満ちた写真がフォトコンテストの準大賞筆頭に入ったことは、とても素晴らしいことだと思います。
非常に爽やかな絵柄です。この写真を見ていると、きっと撮影者も爽やかな方なのだろうと思えてきました。
作品は、撮影者本人の気持ちが前面に表れてくるものなのです。写っているのは本人ではありませんが、「本人」が写っているのです。そういう意味で、この作品は非常に良い写真と言えるでしょう。

 

準大賞

「鉄道の見える窓」 村山 哲哉 様

「鉄道の見える窓」

村山 哲哉 様43歳 (滋賀県愛知郡)

選評

この作品は普通の人ではなかなか撮ることができない写真です。
二人のお子さんが一つの部屋にいて、一人は勉強をし、もう一人は窓の外の電車を見ている。そんな何気ない情景を捉えているのです。
鉄道写真といいますと、フィールドに出掛けて行ったり、駅のホームで構えることが多いのですが、この作品は我が家で撮っている。その着眼点がいいですね。
撮影地は近江鉄道の沿線のようです。普段の生活が感じられて、ほのぼのとした雰囲気が画面全体から伝わってきます。

 

準大賞

「旅立ち」 榑松 貞美 様

「旅立ち」

榑松 貞美 様78歳 (愛知県一宮市)

選評

これは名古屋駅ですね。新幹線の停まる駅はすべて大都市になっていきました。
しかし、開通した時の東京は虎ノ門に20数階建てのビルがあり、それが一番高い建物だったのですが…。50年経つと、こうも変わっていくのですね。

都会的なビルを画面に入れて新幹線を撮影することは多くの方が撮っています。しかし、この作品はスローシャッターで新幹線を動かして撮影している。そこがとてもユニークで、思い切った写真だと感じました。
もちろん、これは手持ちで撮影しているのでしょうね。しかし、手ブレがほとんど見受けられません。本当にお見事です。

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