「ひょっこりひょうたん島」

松本 修 様（大阪府三島郡）

息子さんの寝顔を大胆にフレーミングしましたね。横顔全体を入れて撮りたくなるところ極限まで？そぎ落としました。被写界深度の浅いマクロレンズならでは、産毛がふわっと柔らかく描写されています。丸いほっぺたや小さな鼻はまるで砂丘のジオラマのようにも見えます。タイトルから“なるほど！”っと思わず納得させられました。

レンズ：シグマ 105mm F2.8 EX DG MACRO

「薫り」

松本 洋子 様（福岡県福岡市）

重厚でかつ華やかな雰囲気のあるテーブルフォトの作品です。赤い花の色を生かしたコーヒーカップや背景の選択が良く、暖色系で統一された色合いが美しく見事です。主題に当たる光のグラデーションもいいですね。アレンジ力、撮影技術ともに作者のセンスの良さが際立つ作品です。絵画のような趣がありますね。

レンズ：ミノルタ AF 50mm Macro F2.8

「きらめく世界で」

駒﨑 雄亮 様（東京都江戸川区）

金魚の背景に丸い玉ボケがあって、まるで空中を漂っているようです。暗い水槽の中、ガラス越しに泳ぐ金魚にピントを合わせてブレないように撮るのは至難の業です。作者はきちんと撮った上に玉ボケというファンタジーな背景も見つけて夢の世界を見せてくれました。ホワイトバランスもオートにして水の世界らしく青味がかったのも良かったです。

レンズ：タムロン SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1

「来年も一緒に行こうね」

木村 資子 様（京都府京都市）

まあ、なんてファンタジーな作品でしょう。赤い夕空に浮かぶシルエットがディズニー映画の一コマのようです。このイメージを持って何度か通われたのでしょうか？偶然で撮れたとしたらラッキーでしたね。遊具の可愛らしさ、シルエットのバランス、家族が乗っていること、赤い夕景。すべての状況が一つでも欠けていたら生まれなかった作品です。

レンズ：タムロン SP AF90mm F/2.8 Di MACRO1:1