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LD(Low Dispersion: 異常低分散)レンズ3枚を効果的に配置し、望遠側での課題であった軸上色収差を徹底的に補正します。タムロン独自開発のeBANDコーティングとBBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティングを効果的に施すことで、大幅にフレアーやゴーストを抑制し、クラストップレベルの高画質を達成しました。
可視光の波長よりも小さいナノレベル(1nmは1/1,000,000mm)の微細構造を持つ超低屈折率の薄膜を、高精度なマルチコーティングの表面に形成した先進のコーティングを新たに開発。
超低屈折率のナノ構造膜と、従来のマルチコーティング技術との融合により、飛躍的な反射防止性能を発揮します。
そのため、フレアー、ゴーストの原因となる光の反射を大幅に抑制し、クリアでヌケのよい画像を提供します。
タムロン独自開発の手ブレ補正機構。3つのセラミックボールを介して、3つの駆動コイルが補正レンズ(VCレンズ)を電磁的に駆動する「3コイル方式」を採用。これにより、VCレンズはボールとの接触だけで保持される構造となり、摩擦抵抗が少ない滑らかな動きを実現します。
また、VCレンズを電気的な制御だけで平行に移動させることができるので、機械的な構造がシンプルになり、レンズ本体の小型化をも可能にしました。
フルタイムマニュアル機構により、オートフォーカス撮影時でもフォーカススイッチの切り替えなしに、マニュアルフォーカスによるピントの調整ができます。被写界深度が必然的に浅くなる望遠域の撮影においても、スムーズで緻密なフォーカシングを可能としています。