レンズ加工技術

レンズ加工とは、求められる性能を持ったレンズを製造するために、曲率の大小や材料の特性に応じて、製造に使用する機械を選定、研磨時間を調整するなど、様々な条件を整えて、レンズ曲面を仕上げる工程です。
例えば、カメラに使われている撮像素子(CMOS)は年々、高画素・高精細化が進み、レンズ表面の粗さや偏り・球面のうねりなどの影響が、レンズの結像性能に影響を与えます。
タムロンは高精度なレンズを実現するため、光学設計の段階からシミュレーションを行い、加工精度に反映しています。
タムロンの持つレンズ加工技術は、複数のレンズを曲面同士で接着するレンズ接合技術、平面レンズやプリズムレンズの加工、さらにはプリズムレンズ同士の接合技術など広い範囲に及びます。
今後、光学レンズには新たな用途としてレーザーとの組み合わせや,様々な技術と融合する複雑異形状・プリズム形状などが求められることが予想されます。タムロンではレンズ加工技術のノウハウと光学開発技術を連携させ、将来求められる多種多様なレンズを作り出せるよう、日々、新たな加工技術の開発と改善、確立した技術の伝承を進めています。

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