2025.06.06
【実写レビュー】望遠ズームレンズ 70-180mm F2.8 G2 (Model A065)の使用感・撮影体験まとめ
【実写レビュー】望遠ズームレンズ 70-180mm F2.8 G2 (Model A065)の使用感・撮影体験まとめ

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70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 a065(Model )
70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 (Model A065)は、市場でご好評をいただいている大口径望遠ズーム「70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)」(以下Model A056)からさらなる進化を遂げ、第2世代「G2」モデルとして誕生しました。本機種では、タムロン独自の手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)を新たに搭載。クラス最小・最軽量*の機動力を維持しながら、より安定した撮影が可能です。また、初代Model A056から光学設計を一新し、ズーム全域で妥協のない高画質な写りを実現。広角端の最短撮影距離も初代の0.85mから0.3mへ短縮することに成功しており、非常に短い最短撮影距離による、本レンズならではのユニークな写真表現が楽しめます。*手ブレ補正機構搭載フルサイズミラーレス用大口径F2.8望遠ズームレンズにおいて。(2023年8月現在。タムロン調べ)
【操作性、機能性、携帯性】
F2.8通しの望遠ズームレンズながら軽量・コンパクトで、頻繁にカメラを動かしたり長時間に及ぶ撮影でも負担が少なく、機動力も抜群だと感じました。また、手ブレ補正機構「VC」が非常に優秀で、ファインダー、背面モニターどちらを使った撮影でも画面がピタッと安定し、ほとんどブレを感じませんでした。望遠側での調整時にありがちな揺れも抑えられており手持ち撮影でも快適です。
【描写力や表現力について】
いろいろと撮影してみて、開放F2.8でも高い解像度を発揮するのがこのレンズの強みだと感じました。
被写体の輪郭はシャープでありながら、背景のボケは柔らかく滑らかで、被写体を自然に引き立てる表現が可能です。特に人物や動物を撮影した際、肌の質感や毛の細部まで丁寧に描写され、立体感のある仕上がりになりました。
【総合評価】
軽くて持ち運びやすいのに高性能が魅力の便利な望遠ズームレンズだと思いました。F2.8通しなのにこのサイズと軽さ、そしてボケ味の良い写真を撮れるのはとても魅力的でした。どんな撮影をしても満足できると思います。
価格も控えめでコスパ良し! 軽快に動き回りながら本格的な撮影を楽しみたい人には、かなりおすすめの1本です。
【操作性、機能性、携帯性】
中望遠のF2.8なのに軽くてコンパクトで、取り回しの良いレンズです。今回は時期的に桜や菜の花を多く撮りましたが寄れるレンズでストレスなく撮影できました。ただ、古いカメラ(α7Ⅲ)が原因かもしれませんが、オートフォーカスが迷うことがしばしばありました。あと星を撮る機会が多いので本体にAF/MFボタンは欲しかったです。
【描写力や表現力について】
北アメリカ星雲付近の星空を135mmで撮ってみましたが収差も少なく周辺まできれいに撮れてました。個体差なのか左側の周辺減光が多いように感じます。また、軽いレンズなのでポータブル赤道儀にのせても問題なく撮影することができました。
公園で歩き回る孫も撮りましたが人物はシャープで背景はやわらかく、きれいなボケ、そして撮りやすい70-180mmの画角、さすがポートレートレンズと思いました。
【総合評価】
今回このキャンペーンに応募したのはこのレンズで星を撮りたいからでした。ポータブル赤道儀に載せて星雲などの星野写真を撮るには軽くて明るく、画角的にもちょうどいいレンズでした。
残念ながら、1か月間お借りしたうち星空を撮影できたのは、返却日の前日の1日だけでした。撮影条件もあまり良くはありませんでしたが、それでも楽しく星空撮影を楽しむことができました。
【操作性、機能性、携帯性】
操作性・機能性・携帯性ともに申し分ないスペックでした。「え、本当に大三元レンズ?」と思うほどコンパクトかつ軽量、それでいてカスタムボタンやLens Utilityとの連携など十分な機能を備えており、趣味の撮影はもちろん、商業撮影でも存分に力を発揮してくれるレンズです。特にTAMRON社独自開発のリニアモーターフォーカス機構VXDのAF性能は本当に秀逸で、望遠端でも爆速でピントを合わせてくれます。私はα1Ⅱとの組み合わせでしたが、相性抜群で感動しました。
【描写力や表現力について】
この手のレンズではスポーツや乗り物などを写すことが多いかと思いますが、ぜひ風景写真の撮影にも使用してほしいです。描写力の緻密さはもちろんですが、特に自然を撮影した際に写し止めたい抜け感や透明感が抜群でした。歪みもほとんど(一見しただけでは全くわからないくらい)無く、光の反射や色収差も見事に抑えられており圧巻の表現力です。
【総合評価】
望遠端が180mm、ということで一瞬躊躇う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に望遠端ギリギリでの撮影は、避けようと思えばいくらでも避けられるので、使ってみると殆ど気になりませんでした。それよりも、このスペックで小型軽量というのがやはり一番の特徴で、普段使いからプロ撮影までオールマイティーにカバーできるレンズです。AF性能も抜群なので、ポートレートにも使えることを考えると、ラインナップに1本あるととても安心できるレンズだと思います。
記事で紹介された製品
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70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 a065(Model )
70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 (Model A065)は、市場でご好評をいただいている大口径望遠ズーム「70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)」(以下Model A056)からさらなる進化を遂げ、第2世代「G2」モデルとして誕生しました。本機種では、タムロン独自の手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)を新たに搭載。クラス最小・最軽量*の機動力を維持しながら、より安定した撮影が可能です。また、初代Model A056から光学設計を一新し、ズーム全域で妥協のない高画質な写りを実現。広角端の最短撮影距離も初代の0.85mから0.3mへ短縮することに成功しており、非常に短い最短撮影距離による、本レンズならではのユニークな写真表現が楽しめます。 *手ブレ補正機構搭載フルサイズミラーレス用大口径F2.8望遠ズームレンズにおいて。(2023年8月現在。タムロン調べ)