2021.07.21
ニュースリリース
新製品情報
[開発発表]タムロン初の富士フイルムXマウント用レンズをソニー E マウント用と同時開発「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」
株式会社タムロン
総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:鯵坂司郎、本社:さいたま市)は、弊社初となる富士フイルムXマウント用レンズをソニー Eマウント用と同時開発していることを発表いたします。
2018年にソニーEマウント用35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ対応の大口径標準ズームレンズ「28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)」の発売を機に、ソニー Eマウント用ミラーレスカメラ対応レンズのラインアップを拡充して参りました。その間、多くのユーザーよりミラーレスカメラ用レンズラインアップの拡充とともに、他社マウント展開を求める声を頂いており、弊社ではかねてより開発検討を重ねておりました。 この度、富士フイルムXマウント用初のレンズとして、弊社が得意とする高倍率ズームレンズ開発の目処が立ち、ソニー Eマウント用、富士フイルムXマウント用で、世界初※1)、ズーム比16.6倍を実現したAPS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応高倍率ズームレンズ「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A※2) VC VXD (Model B061)」を発表いたします。
弊社はこれからも、世界中の方々にもっと写真を楽しんでいただくために、ユニークな製品開発、対応マウントの拡充に努めて参ります。
Model B061は、「35mm判換算で27mmの広角域から450mmの超望遠域を1本でカバーし、様々な撮影ができる高倍率ズームレンズの実現」というコンセプトを元に開発。APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応ズームレンズとして世界初、16.6倍のズーム比を達成しました。AF駆動には、静粛性・俊敏性に優れているリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を搭載。特殊硝材をバランスよく配置したことで、画面の中心から周辺まで高い描写性能を維持し、APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応高倍率ズームレンズの中でもトップレベルの高画質を実現しています。
さらに、広角端の最短撮影距離は0.15m、最大撮影倍率1:2と高倍率ズームレンズでありながら驚異的な近接撮影性能を発揮します。タムロン独自の手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)を搭載し、超望遠域でも安定した撮影をサポートします。
フィルター径は弊社ミラーレス用レンズシリーズの多くと共通のφ67mmを採用。快適な撮影をサポートする機能も充実しており、広角から超望遠まで高画質を手軽にお楽しみいただくことができる、実用性の高いレンズです。