2025.10.22
【実写レビュー】超広角ズームレンズ 16-30mm F2.8 G2 (Model A064)の使用感・撮影体験まとめ
【実写レビュー】超広角ズームレンズ 16-30mm F2.8 G2 (Model A064)の使用感・撮影体験まとめ


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16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 a064(Model A064)
市場で好評を得た17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)が進化した、第2世代「G2」モデル。ズーム倍率を拡大しながらも、軽量・コンパクトな設計を維持し、高画質を実現しました。さらに、AF性能を向上させるとともに、最新のレンズデザインにアップデートし、操作性を高めています。また、レンズに動画・写真撮影用の実用的な機能を割り当てられるTAMRON Lens Utility™にも対応。初代の機動力と実用性を継承しながら、広角撮影の可能性をさらに拡げた16-30mm F2.8 G2。超広角ならではの表現を存分にお楽しみいただける一本です。
【操作性、機能性、携帯性】
今回モニターでお借りした16-30mm F2.8 G2のレンズを1カ月使用してみて風景や建物、人物など、毎日持ち出して色々と撮影いたしました。良い機会をいただきありがとうございます。普段は標準ズームを使用しており、お借りした超広角ズームがとてもコンパクトで軽いのに驚きました。
操作性:私はカメラの設定でフォーカスリングにISOを割り当てているため、普段からよく使用しております。Zレンズのリング位置は手前にあるため少し操作に不安がありましたが、実際は左の親指と人差し指で、とてもスムーズに無理なく操作できました。レンズは非常にコンパクトで手の小さい方でも不満なく使用できると思いました。
機能性:広角レンズならではの風景の広がりを撮影したり、被写体に寄ってのダイナミックな撮影もでき、撮影幅が広がる1本だと思います。
携帯性:手に取るとかなり細身で、カメラバッグに少しスペースがあれば、撮影に気軽に持ち出せるサイズ感でとてもいいです。
【描写力や表現力について】
風景を含む人物をメインに撮影してみましたが、16mm開放F2.8での撮影ではピントが合っているところはしっかり描写されており、ボケもキツくないのでとても好みです。逆光耐性も高いと思います。絞ってもシャープすぎる描写ではなく、少しやわらかい雰囲気があると感じました。
人物撮影では広角レンズでの撮影はあまり経験がないため、全身を撮影する際に油断していると身体全体が伸びてしまうので、20mm~30mmで撮影することが多かったです。
F4.0~5.6くらいで撮影しましたが、描写がとてもきれいで色味もクリアに表現されており、ポートレート撮影でも1本あると色々な表現ができると思いました。
【総合評価】
今回のモニターで使用してみて、結論としては標準ズームにはない表現ができるレンズとして1本欲しくなりました。
かなり携帯性に優れたレンズですのでフルサイズのカメラにも良いですがAPS-Cにもいいと感じますし、今回試していませんが動画撮影にも適しているのではと思います。
レンズの性能以外でレンズフードが非常に良く作られており、レンズフードのつけ外しで一度も溝で引っかかったりせずストレスを全く感じなかったです。
1カ月間ずっと他のレンズに付け替えることなく使用していましたが、レンズの操作性が非常に良く、写真も綺麗なため、撮影後の確認が楽しみになるいいレンズです。
【操作性、機能性、携帯性】
インナーズーム構造とフォーカスセットボタンのおかげで操作性が高いと感じます。ズームリングの操作感もスムーズ。AFはリニアモーターフォーカス機構「VXD」で静かかつ俊敏、動き回る子供の撮影も容易でした。F2.8通しで星景・風景から日常まで幅広くカバーし、16mm側での近接撮影も可能。軽量さも相まって、登山や旅先にも気軽に持ち出せます。
【描写力や表現力について】
開放からシャープで色のりが自然な印象でした。風景では奥行き感やスケール感を表現でき、星景は明るくクリアな夜空をしっかり描き出してくれました。近接では柔らかいボケ感が楽しめ、花やポートレートも綺麗に表現できます。撮影のジャンルを問わず、実用的で満足できるレンズだと感じます。 「血の1mm」と言われる広角16mmへの進化で、表現の幅がさらに広がりました。開発陣の工夫が随所に感じられる一本です。
【総合的評価】
作品作りから日常スナップまで対応出来る、まさに“万能レンズ”。子供の成長を残す日常シーンから、自然と向き合う登山等での撮影まで安心して任せられるレンズです。軽さと扱いやすさもあり、これからの撮影をもっと楽しく、豊かにしてくれる一本だと感じます。超広角に挑戦したい方にぜひおすすめしたいレンズです。次のステップアップにいかがでしょうか。
【操作性、機能性、携帯性】
16-30mm F2.8 G2はF2.8通しであるにも関わらず軽量・コンパクトで旅先へカメラを持って行く際にカバンに忍ばせておくのに非常にメリットを感じました。16mmから30mmまでの超広角域から標準域に近い準広角域をカバーできるため、持ち出すレンズを少なくする役割を担ってくれました。使用感はズームリング・フォーカスリング共にシルキーなタッチで非常に滑らかに回る印象でした。
VXDの恩恵もありAFの応答性も良く、動き回る動物に対してもエリアAF任せで満足の出来る写真が撮れました。AF駆動音がほぼ皆無といって良いほど静かで、小動物を最短撮影距離付近で撮影する際も被写体にストレスを与えること無く撮影出来たことに喜びを感じました。
【描写力や表現力について】
ワイド端16mmという超広角域でも周辺が流れる事や周辺減光も無く四隅まで綺麗に解像してくれます。BBAR-G2コーティングの恩恵で逆光下での撮影もゴースト・フレアが抑えることができました。驚いたのはワイド端の最短撮影距離が19cmでフードの先端と被写体が触れそうなくらい寄れて、且つ最短撮影距離付近でもAFが難なく効くことでした。撮影者が小動物と同じサイズになったのではと錯覚するような世界観に没入することが出来ました。
【総合的評価】
本来超広角ズームレンズは撮影シチュエーションが限定されがちですが、開放F値2.8という大口径、ワイド端最短撮影距離19cmという性能を用いての被写体と背景を分離させたポートレート撮影やテーブルフォト、標準画角に近い準広角域でのスナップ、超広角域でも周辺が流れる事や周辺減光も無く四隅まで綺麗に解像する性能を活かした風景写真など、本製品は16mmから30mmまでの超広角域から標準域に近い準広角域をカバーできるため、極めて万能なレンズという印象を受けました。
【操作性、機能性、携帯性】
まずF2.8と程よいボケ感のある写真を撮れるのがよかったです。16mmの広角で広く写せる良さと、30mmで撮れば広角の歪みを抑えつつ広く撮ることができるのでそれも良し。また、寄れるレンズなので子どものパーツカットにも最適でした。また、描写自体もとても綺麗で、撮って出しで綺麗な写真が撮れることに感動しました。
レンズ自体も軽くてちょっとしたお出かけにも最適。F2.8でありながら軽く、コンパクトなところが持ち運びに最高でした。
【描写力や表現力について】
F2.8の開放だからこそ撮れるボケ感と撮って出しがとても美しく感動しました。特に背景の程よいボケ感とピント面はしっかりと綺麗に写すレンズで、ピント面に合った部分がとても綺麗なところに感動しました。またF2.8でポートレート写真を撮ったのですが、背景に映る玉ボケが綺麗な丸を描いており、とても美しかったです。
玉ボケ写真を撮るのにも良いレンズだと思いました。寄って撮った写真も綺麗に写すことができます。
【総合的評価】
16-30mmは外で景色を綺麗に写し取るだけでなく、お家にも最適なレンズだと感じました。特に被写体に寄ることができるので、パーツカットや子どもにかなり近寄って可愛い写真を撮ることも可能。
また狭いお家の中で広く写したい、全体を撮りたい時にも最適です。F2.8と明るいレンズなのもお家向き。実は外よりもお家撮影に最も適したレンズなのかも?
【操作性、機能性、携帯性】
前モデルよりも、16㎜から30㎜までの広くなった広角レンジが使い勝手よく、そして軽くコンパクトなため携帯性の良い、持ち運びやすいレンズです。ニコンZマウントですので、電源を入れた時点から無限遠が出ているのは、星撮る人にとっては便利で使い勝手がかなり良く感じました。67㎜のフィルターも他レンズと合わせているので、使いやすかったです。
【描写力や表現力について】
主に星景写真で使いましたが、16㎜から30㎜まで十分な描写性を感じ、特に16㎜での星撮影では、周辺減光も少なく、四隅の星もコマ収差もなく、色かぶりも少ないので、画像処理が必要な星空写真では値段の割に描写が良く、高コスパレンズです。また、花火でも撮影しましたが、16㎜は十分な広さが良く、シャープに撮ることができました。初心者の方から上級者の方まで使えるレンズだと思います。
【総合的評価】
最近のレンズによくあるシャープな描写性能でした。広角端か望遠端で描写が変わるという話もありましたが、私は感じませんでした。正直言うと15㎜からが良かったとか、口径をもう少し広くして描写性能をさらに上げてほしいと言う意見には賛同するところはありますが、それでも値段の割に周辺減光が少な目、コマ収差がなく、色かぶりが少ないのに、携帯性がとてもよく、そしてこの値段というのがかなりコスパがいいおすすめのレンズです。
【操作性、機能性、携帯性】
標準ズームの第2世代「G2」を使用していますが、それと同様に広角ズームの第1世代に比べて操作性は扱いやすくなっていました。ズームリング、ピントリングともに回しやすい印象です。
携帯性は相変わらず、一番評価できるポイントです。第1世代の17-28mmに比べて、広角は16mm、望遠は30mmまで焦点距離が変わっているはずなのに、レンズの長さと重さがほぼ変わってない点が魅力的で素晴らしいなと感じました。このおかげで、多少の夜間撮影なら手持ち撮影も可能になっています。
【描写力や表現力について】
描写力について驚いたのは、16mmで撮影時の周辺の解像度です。第1世代を所有して愛用していますが、少し周辺の解像度に不満がありました。その点を16mmまで広げた上に解像度が上がっていて驚きました。
色味や写りの雰囲気については、G2になり、より一層写し出される絵のクリアな雰囲気が増したと思われます。第1世代と比べ多少のコントラストの違いはあると思いますが、良い進化だと思いました。
【総合評価】
第1世代では17-28mmという画角で満足はしていませんでした。値段・長さ・重さ・フィルター径の統一にメリットを感じ使用しています。16-30mm F2.8 G2ではその不満が一気に解消されるレンズになりました。16-30mmになったことにより、風景からスナップまでこなせるようになりました。常に持ち歩きたいレンズだと思います。
フィルター径67mmの統一もありがたく、フィルターを一枚つけた時のケラレの問題もありませんでした。広角側の1mmの広がりで、撮れる世界がこんなに変わるんだと実感しました。
【操作性、機能性、携帯性】
非常に軽量で、いつでも気軽に持ち出せる機動性があり、普段使いするレンズに最適だと感じました。当方は主な被写体が家で飼っている猫なのですが、被写体への撮影距離が短いため、被写体に寄ってより迫力のある撮影をすることができ、大変満足しています。
あとは、インナーズームになっており、レンズの鏡筒が伸び縮みしないので、猫に負担をかけること無く撮影できた点も良かったです。
【描写力や表現力について】
猫の毛並み一本一本まで、細部にわたってシャープに写っており、素敵な仕上がりに大変満足しています。どの動物写真もそうですが、猫の写真も瞳にちゃんとピントが合っているかどうか、そして瞳に光が入っているかどうかが非常に重要になるのですが、それらもしっかりカバーされていたので、満足しています。
また色調に関しても、見たままを自然な形で表現しており、違和感なく撮影することができました。
【総合評価】
先ほども記載した内容になりますが、まず非常に軽量で、いつでも持ち出せる機動性はとても強みだと思いました。旅先などに持って行くには最適なレンズではないでしょうか。
また被写体への焦点距離の短さも魅力の一つだと感じました。これによって、被写体に寄って迫力のある撮影をすることができました。また、猫の毛並みをしっかり捉えることができる描写力に大変満足しました。
【操作性、機能性、携帯性】
インナーズームの構造で全長が変わらないため、構えた時の安定感が抜群で操作性も良好です。ズームやF値の設定などの操作もスムーズで、人が多く混雑した場所や狭い屋内でも扱いやすさを実感しました。さらにコンパクトかつ軽量なので長時間の持ち運びも負担にならず、機動力を求める撮影シーンで頼りになるレンズだと感じました。
【描写力や表現力について】
広角から標準域まで安定して高い解像感を持ち、表現したい物が細部のディテールまでしっかりと描き出してくれる印象です。広角レンズならではの接写や、逆にワイドに風景等の撮影をしても周辺部までクリアで、風景撮影やポートレート両方で柔らかさと立体感が両立しました。色乗りも自然で、後処理に頼らずに作品づくりができるのも魅力です。
【総合評価】
持ち運びが本当にしやすい1本だと思います。インナーズームの為、使う場所や被写体をあまり選ばずに日常の一枚から集合写真の様な大人数の場面でも本当に役立ってくれるレンズです。F値2.8通しというのも撮影の場所を選ばない理由の一つかなと思います。昼夜、屋内外問わず常に持ち歩きたいと思わせてくれる素敵なレンズです。
【操作性、機能性、携帯性】
フルサイズEマウントカメラに装着して日本各地に持ち出しましたが、わずか440gという軽量さで長時間の撮影でも疲れにくく、持ち運びやすさは非常に優れていました。フォーカスリングや絞りリングの操作感も滑らかで回しやすく、F値やピントの微調整が直感的にできるため、城ヶ島の海沿いの風景や旅先での撮影でも快適に使えました。
【描写力や表現力について】
描写力には本当に驚かされました。軽量かつコンパクトなレンズながら、岩や波、空の色味まで細部がしっかり描写されていました。逆光耐性も高く、日暮れや夜景などの暗所でも暗部のディテールがしっかり残り、全体を通して自然で素直な色味を表現でき、城ヶ島の海沿いの風景から日常の何気ないシーンまで幅広く美しく撮影できました。
【総合評価】
軽くて小さく、機動性に優れながら描写力も非常に高いレンズです。最小F2.8から使用できるため、城ヶ島の風景や日暮れ後の暗いシーン、旅先のカフェやテーブルフォトなど多彩なシーンで活躍してくれました。広角レンズとしての汎用性も高く、旅や日常の撮影において、常にカバンに入れて持ち歩きたい一本だと感じました。
【操作性、機能性、携帯性】
16-30mm F2.8 G2は、まさに“持ち歩きたくなる広角ズーム”
ズームしても長さが変わらないインナーズームだから、手持ちでもジンバルでも安定して扱いやすいし、AFもキビキビ動いてくれるので街スナップやVlogを撮るのもスムーズで扱いやすかったです。軽量コンパクトでバッグに入れても全然苦にならないし、フィルター径も67mmで他のレンズと共有できるのも便利。Vlogから作品撮りまで「この一本で大丈夫」と思える安心感があります。
【描写力や表現力について】
16mmの迫力ある広がりで街や建築を切り撮ったり、30mmまで望遠できるのでより自然なスナップシーンもこなせます。色も派手に盛り上げるわけじゃなくて、その場の光を素直に写し取ってくれるから、現像などで自分の色表現をしたい人にとっても使いやすいレンズだと思います。しかもF2.8通しだから、背景をぼかして被写体を引き立てる表現もできました。
【総合評価】
16-30mm F2.8 G2は、休日の街歩きやカフェ撮影にそのまま連れていける“暮らしに馴染む”広角ズームレンズです。ズームしてもレンズの長さが変わらない、インナーズームを採用しているので身軽に構えられて、AFはテンポよく追従してくれます。
16mmで空気の広がりをぐっと、30mmで日常の距離感を確実に切り撮ることができます。自然な色表現なので、現像で自分の色表現をする人にもおすすめ。F2.8のやわらかなボケ表現も可能で、被写体を気持ちよく引き立てて、作品にもVlogにも“ちょうどいい”。バッグに入れておけば、撮りたい瞬間に迷わず選べる一本です。
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16-30mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A064)は、市場で好評を得た17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)が進化し、第2世代「G2」モデル。ズーム倍率を拡大しながらも、軽量・コンパクトな設計を維持し、高画質を実現しました。さらに、AF性能を向上させるとともに、最新のレンズデザインにアップデートし、操作性を高めています。また、レンズに動画・写真撮影用の実用的な機能を割り当てられるTAMRON Lens Utility™にも対応。初代の機動力と実用性を継承しながら、広角撮影の可能性をさらに拡げた16-30mm F2.8 G2。超広角ならではの表現を存分にお楽しみいただける一本です。
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