2024.12.27
接写(マクロ撮影)とは?小さな世界を大きく写すテクニックをご紹介
接写(マクロ撮影)とは?小さな世界を大きく写すテクニックをご紹介



接写とは、被写体に近づいて大きく写す撮影方法のことです。被写体に数十cm程度まで近づいて撮影する場合は、「接写」や「マクロ撮影」と呼ばれることが多いです。特に、被写体を実物大(最大撮影倍率が1倍)以上の大きさで撮影できる場合を「マクロ撮影」と呼び、区別する場合もありますが、同じ意味合いで使用されることが大半です。
最短撮影距離の短いレンズを使用して被写体に近づくことで、肉眼では見落としがちな細部の美しさを大きくはっきりと写すことが可能です。思いがけない造形や、主題とする被写体の新たな一面を発見できるのが、接写撮影の魅力です。
シーン別の接写撮影
まずは、接写撮影が活きる代表的な被写体をご紹介します。主題としたい被写体によって、撮影のコツも異なるため、合わせて確認をしましょう。
花や植物

草花など植物は美しく複雑な微細構造を持っており、接写撮影の醍醐味が感じられる代表的な被写体の一つです。やわらかな光を意識して、繊細なディテールを捉えましょう。
たとえば、朝夕のサイド光や逆光を利用することで、花びらの質感や透明感のある組織を芸術的に写し込むことができます。また、開放に近い絞りで前ボケ、背景ボケを取り入れると、奥行きの感じられる美しく幻想的な写真になるでしょう。
小物やアクセサリー

アクセサリーや工芸品などの小物も、接写撮影ならではの被写体です。職人の手による細かな造作や素材の質感、使い込まれた味わいなど、普段は見過ごしがちな細部の美しさをクローズアップで捉えましょう。
こうしたディテールはサイド光を当てることで陰影が強調され、立体感が生まれます。さらに背景ボケを重ねると、主題となる被写体の存在感が際立ち、より魅力的な作品に仕上がります。
昆虫

昆虫の接写撮影では、複眼の微細な構造や羽の繊細な模様など、特徴的な造形にピントを合わせましょう。花や草木を背景として取り入れると、昆虫の生態や生息環境まで伝えることができます。
ただし、昆虫は警戒心が強く、接近が難しい被写体です。そのため、生態をよく観察して最適なタイミングを待ち構えましょう。また、近接撮影能力の高い中望遠レンズや望遠レンズを使用すれば、適度な距離を保ちやすくなります。
最大撮影倍率と最短撮影距離
接写撮影を理解する上で重要な概念が、最大撮影倍率と最短撮影距離です。
最大撮影倍率とは、最短撮影距離における、被写体の実際の大きさとイメージセンサー上に映る像の大きさの比率(撮影倍率)の最大値を指します。たとえば、1cmの被写体がセンサー上で1cmの大きさで写る場合は「等倍」と呼ばれ、比率は1:1で表されます。また、等倍の倍率で撮影できるレンズが、一般的にマクロレンズと呼ばれます。すなわち、マクロレンズは小さなディテールをより大きく捉えることができるレンズといえます。
一方、最短撮影距離は被写体とイメージセンサーとの距離の間で、ピントが合って見える最短距離を表す言葉です。この距離が短いレンズほど、被写体に近づいて撮影することができます。
レンズ選びにおいては、使用するレンズの最大撮影倍率と最短距離を確認し、近接撮影能力の参考にしましょう。
接写にはマクロレンズが必要?
接写、つまりマクロ撮影は「マクロ」とつくことから、マクロレンズを使わないと撮影できないと思われるかもしれません。確かにマクロレンズは被写体を等倍に写すことができ、接写撮影を主な用途として設計されています。
しかし、接写撮影はマクロレンズだけのものではありません。最短撮影距離が短く、被写体に近づいて撮影できるレンズであれば、マクロレンズでなくても十分に接写撮影を楽しむことができます。そのため、接写での撮影も想定する場合は、レンズ選びの段階で前述の最大撮影倍率と最短撮影距離を把握しておきましょう。
関連記事:マクロレンズとは?選び方のポイントやおすすめの撮影シーンをご紹介
接写撮影を助けてくれるアクセサリー
接写撮影ではピント合わせや露出設定の難易度が高くなるため、適宜、撮影機材を活用できると良いでしょう。ここでは、使用する機会の多い代表的なアクセサリーをご紹介します。
三脚や一脚
接写撮影では被写体に大きく寄るため、手ブレが発生しやすくなります。そこで、三脚を使用することで、安定したピント合わせが可能になります。ただし、三脚は撮影ポジションを変える際のフットワークが制限されるほか、三脚の設置が難しい場所も多くあります。そのため、安定性と機動力を両立したい場合は、一脚の使用も検討してみましょう。
ストロボやライト
室内での小物撮影や暗所での撮影など、自然光だけでは光量が不足する場面で役立つのが、ストロボやLEDライトなどの光源です。これらを使用することで、暗所でも金属の輝きや植物の透明感など、被写体の質感を効果的に引き出すことができます。
また、逆光時の補助光として使用することもでき、影の中の細部までしっかりと描写することが可能です。さらに、近接撮影の場合はリング型ストロボを使用すると、光が被写体に回りやすく影が出にくくなります。
接写で上手に撮影するコツ
ここでは、より魅力的な接写写真を撮るための基本的なコツや目安をご紹介します。これらのポイントを意識することで、初心者の方でも美しい写真を楽しめるでしょう。
ピントの狙いを定める

被写体との距離が近くなる接写撮影では、被写界深度(ピントが合って見える範囲)がごく浅くなります。そのため、被写体のどの部分にピントを合わせるかを事前にイメージしておくことが大切です。
たとえば、昆虫の撮影であれば複眼や触角、脚など、主題としたい部分を決めてから撮影に臨みましょう。また、オートフォーカス(AF)だけでは狙った箇所にピントを合わせづらい場合も多いため、適宜マニュアルフォーカス(MF)に切り替えて使用しましょう。
露出を調整する
美しい写真のためには、適正露出での撮影が重要になります。そこで、露出設定の目安をご紹介します。これらの設定を参考にしながら、適宜、撮影環境に合わせて調整しましょう。
関連記事:【一眼カメラの基礎知識】露出や構図など撮り方のポイントを解説
撮影モード
接写撮影では、背景ボケが写真の印象を左右する要素の一つになります。そのため、F値(絞り値)を優先的に決定するために、絞り優先モードを使うと良いでしょう。一方、自動露出でピントが合いにくいケースでは、マニュアルモードに切り替えて撮影します。
F値(絞り値)
F値を開放に近い値(F2.8など)に設定すると、背景が大きくボケ、被写体を際立たせる印象的な表現が可能です。一方、F8やF11などに絞り込むと被写界深度が深くなり、広い範囲にピントが合うため、ディテールをくっきりと描写できます。そのため、主題を強調したい場合は開放付近のF値を、被写体全体のディテールを大きく捉えたい場合は絞り込んだF値を選択すると良いでしょう。
シャッタースピード
手持ち撮影の場合は、ブレを防ぐため1/125秒程度以上のシャッタースピードに設定してみましょう。もし暗い画像になってしまう場合は、シャッタースピードを遅めに調整します。三脚を使用する場合は、より遅いシャッタースピードでも安定した撮影が可能になり、暗所でも低感度で撮影しやすくなります。
ISO感度
接写では被写体の細かなディテールを表現したいため、可能な限りノイズの少ないクリアな画質が理想的です。そのため、日中の屋外など十分な光量が得られる環境では、まずはISO100からISO400程度の感度で撮影してみましょう。
ただし、暗所での撮影時はISO感度を上げる必要も出てきます。その際は、試し撮りをしながら、ISO1600からISO3200程度までを目安に、感度を調整しましょう。
露出補正
逆光での撮影などで主題のディテールが暗くなってしまう場合は、プラス補正を加えて鮮明に描写しましょう。また、白っぽい被写体が画面内を占める場合は暗めの露出になる場合があるため、やや明るめにプラス補正を加えると色彩が表現できます。逆に、黒っぽい昆虫などの被写体は、ややマイナスの補正を加えると、引き締まったクールな印象になります。
光の向きをコントロールする

光の方向はディテールの表現に大きく関わる要素です。たとえば逆光で撮影すると、主題の輪郭や表面の光沢、透明感が強調されます。一方、サイド光で撮影すると陰影が強められ、立体感のある表現が可能になります。それらは特に、昆虫など表面の凹凸構造を強調したい場合に効果的です。アングルを変えてさまざまな光の条件下で撮影をしてみましょう。
主題を構図で引き立てる

主題の魅力を最大限に引き出すには、構図にも工夫しましょう。たとえば、対称性のある模様や構造は、日の丸構図で撮影すると印象的に捉えられます。また、小さなものをダイナミックに表現するには、対角線構図が効果的でしょう。さらに、背景も含め全体的な余白やバランスを重視する場合は、三分割構図も利用しやすい構図です。
このように、代表的な構図を参考にフレーミングすることで、メリハリのある印象的な写真を撮影しやすくなります。
構図の概要やポイントとなる要素、代表的な構図例などについては、下記の関連記事で詳しく紹介しています。
関連記事: 【初心者の方必見】上手な写真を撮るための構図・アングルの基本を分かりやすく解説!
背景の情報を整理する
接写では画面内に収められる背景の広さも制限されるため、何を取捨選択するかを意識しながら撮影してみると良いでしょう。たとえば、主題とコントラストの高い色の背景を写し込めば、主題の色彩を強調できます。一方、背景ボケなどで情報量を減らすことで、被写体を目一杯大きく見せることも可能です。背景の選び方で主題の印象も変わるため、いくつかのパターンを試して撮影してみましょう。
接写に適したレンズ選びのポイント
最後に、接写を思う存分楽しむためのレンズの選び方をご紹介します。接写が得意なレンズは、次のような観点でチェックしてみましょう。
最短撮影距離
最短撮影距離が短いレンズを選ぶことで、被写体により近づいて撮影することができます。単に寄れるというだけでなく、より大胆な構図や、クリエイティブな表現に挑戦しやすいという点が大きなメリットです。接写撮影の機会があまり無いという場合でも、最短撮影距離が短いレンズであれば、「もう一歩寄れれば…」という場面で助かります。
最大撮影倍率
最大撮影倍率の高いレンズは、被写体をより大きく写すことができます。等倍(1:1)のマクロレンズでは、被写体を実寸大でセンサー上に再現でき、細部のディテールを緻密に捉えることが可能です。一方、最大撮影倍率が1:2のハーフマクロレンズは、被写体を実寸の半分のサイズで写しつつ、より広いシーンにも対応できます。虫眼鏡で覗き込むような感覚で被写体に迫りたい場合、これらのレンズを活用すると良いでしょう。
開放F値
開放F値が小さいレンズを選ぶことで、より大きな背景ボケをつくり出し、主題となる被写体を印象的に捉えることができます。また、開放F値の小さいレンズは、より多くの光をセンサーに取り込めるため、曇天や屋内など低照度な環境でも明るめの写真を撮りやすくなります。
関連記事:F値(絞り値)とは?設定例やシャッタースピード、ISO感度との関係まで徹底解説
焦点距離
画角は焦点距離によって変わります。広角レンズは広い画角で主題を捉えられるため、花と周囲の風景など、主題と背景を合わせた描写に適しています。一方、標準レンズは主題と背景のバランスの取れた構図をつくりやすく、自然な画角が特徴です。また、望遠レンズは、主題となる被写体を離れた距離からクローズアップできます。
実際に撮影された作例写真なども確認しながら、撮りたいイメージに適したレンズを探してみましょう。
関連記事:焦点距離とは?画角との関係など基礎知識を解説
軽さ・コンパクトさ
レンズの描写性能や焦点距離に加えて、重さや取り回しの良さも確認しておきましょう。軽量なレンズは長時間の撮影でも疲れにくく、手持ち撮影での手ブレ抑制にも繋がります。また、コンパクトなレンズは狭い場所でも狙った被写体に近づきやすく、構図の幅が広がります。
オートフォーカス(AF)性能
レンズ選びの際は、近接撮影時のAFの精度や速度を確認しましょう。特に、昆虫など動きのある被写体を撮影する場合は、動体追従性能もチェックしておきたい点です。作例写真や口コミ、レビューも参考に、実際の撮影条件に近い環境での動作を調べてみましょう。
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広角ズームレンズ
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17-28mm F/2.8 Di III RXD a046(Model )
17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)は抜群の携帯性と高画質を両立させた、ミラーレス専用設計のソニーEマウント用大口径超広角ズームレンズです。クラス最小・最軽量を達成し、コンパクトで持ち運びしやすいため、街中や旅先の建造物から山岳の写真までさまざまな風景を気軽に撮影することができます。特殊硝材LD (Low Dispersion:異常低分散)レンズやXLD (eXtra Low Dispersion)レンズを贅沢に使用し、色収差を大幅に抑制。コンパクトボディながら優れた光学性能を発揮します。さらに広角端17mmでの最短撮影距離は0.19mと、超広角ならではのパースペクティブを活かした近接撮影も可能です。AF駆動には高速・精密なステッピングモーターユニットRXD (Rapid eXtra-silent stepping Drive)を搭載。加えて、簡易防滴構造や防汚コートを採用するなど、アウトドアシーンでも快適な撮影をサポートします。このレンズがフットワークを軽くさせ、あなたを新たな景色へと連れだします。
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17-50mm F/4 Di III VXD a068(Model )
17-50mm F/4 Di III VXD (Model A068)は、静止画や動画撮影で使用用途の高い焦点距離をカバーした、超広角域17mmから標準域50mmまでをF4通しでカバーする広角ズームレンズです。ズーム全域で高い描写力を達成しており、画面周辺までクリアに描きます。AF駆動には静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用し、高速・高精度なAFを実現。また、インナーズーム機構の採用により、ズーム時に長さが変化しないため、静止画撮影だけでなく、ジンバルなどに搭載してもバランスがとりやすく、動画撮影にも最適です。さらに、広角端で最短撮影距離0.19m、望遠端で0.3mと近接撮影能力が高く、被写体に思いきり寄れるため、様々な撮影シーンで個性豊かな一枚を撮影することができます。機動力・利便性に長けたこの1本を持ち歩けば、静止画・動画問わず、ダイナミックな風景からスナップ撮影まで、レンズ交換をせずにバリエーション豊かな撮影が可能です。
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11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)は、大口径F2.8でありながら小型軽量と高い描写力を実現。コンパクトなAPS-Cサイズミラーレスカメラボディとのバランスもよく、普段使いとして最適です。広角端11mmでは最短撮影距離0.15m、最大撮影倍率1:4と驚異的な近接撮影能力を実現し、パースペクティブの効いたデフォルメ効果を活かしたワイドマクロ撮影が可能。また、AF駆動には静粛性に優れたステッピングモーターユニットRXD (Rapid eXtra-silent stepping Drive)を搭載しており、静止画だけでなく動画撮影にも適しています。加えて、屋外での撮影を考慮した簡易防滴構造や防汚コートを採用するなど、超広角大口径F2.8の高画質を手軽にお楽しみいただくことができる、実用性の高いレンズです。
標準ズームレンズ
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20-40mm F/2.8 Di III VXD a062(Model )
20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)は、携帯性を徹底的に追求した、新たな大口径標準ズームレンズです。超広角20mmからはじまり、標準域の40mmまでをカバーしながら、クラス最小・最軽量のサイズ感。ズーム全域で美しい写りも実現しており、静止画撮影だけでなく、Vlogなどの動画撮影にも活躍します。静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXDを採用し、高速・高精度なAFを実現。静止画・動画問わず気軽に持ち出し撮影を楽しむことができる、今までにない新しい大口径標準ズームレンズです。
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望遠ズームレンズ
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50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD a069(Model )
50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A069)は、70-300mm使用時の「広角側が少し物足りない」の声に応え、広角側を50mm始まりに。望遠域300mmまでカバーしながらも非常にコンパクトなサイズを実現しています。また、50-300mm全域で高画質を達成。静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)や手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)の搭載により、あらゆる撮影を強力にサポートします。さらに、広角端では最短撮影距離0.22m、最大撮影倍率1:2の高い近接撮影能力で、存分にハーフマクロの世界を楽しめます。気軽に本格的な撮影が楽しめるこの万能ズームレンズが、作品づくりの可能性を広げます。
超望遠ズームレンズ
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50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD a067(Model )
50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A067)は、広角端50mm始まりでズーム比8倍、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応の超望遠ズームレンズです。50-400mm全域で妥協のない高画質を実現するレンズでありながら、100-400mmクラス同等の小型・軽量サイズを達成。リニアモーターフォーカス機構VXD、手ブレ補正機構VCを搭載し、スポーツや野鳥などの撮影で、被写体の動きに素早くピントを合わせられます。近接撮影能力にも優れ、被写体に存分に近づいたハーフマクロ撮影も可能です。Model A067は、圧倒的な高画質と機動力を兼ね備えた新しい超望遠ズームレンズです。
高倍率ズームレンズ
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28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD a071(Model )
これまでタムロンが培ってきた高倍率ズームレンズの技術力やノウハウを注ぎ込み、28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)は誕生しました。高倍率ズームとしては世界初となるF2.8スタートの明るさを確保。広角端28mmから望遠端200mmにいたるズーム全域においても高い描写性能を実現します。
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28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXD a074(Model )
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18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD b061(Model )
18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)はズーム比16.6倍を実現し、AF駆動には静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXDを搭載。特殊硝材をバランスよく配置したことで、画面の中心から周辺まで高い描写性能を維持し、クラストップレベルの高画質を実現しています。優れた近接撮影能力と手ブレ補正機構VCも搭載。広角から超望遠まで高画質を手軽にお楽しみいただくことができる、実用性の高いレンズです。
単焦点レンズ
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20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 f050(Model )
F/2.8の明るさと高い近接撮影能力を合わせ持つレンズが登場。Model F050は超広角撮影を本格的に楽しめる20mmの単焦点レンズです。最短撮影距離0.11mまで寄れば、未体験の超広角世界を楽しむことができます。
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24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 f051(Model )
“驚異的に寄れる”広角単焦点レンズが登場。Model F051は広角写真のバリエーションを広げる焦点距離24mm、最短撮影距離0.12mを実現しています。撮影のフットワークを軽くする小型・軽量設計でスナップに最適なレンズです。
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35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 f053(Model )
ミラーレス専用設計のソニーEマウントレンズシリーズに単焦点35mmが登場。Model F053はF/2.8と大口径でありながら最短撮影距離0.15mまでの近接撮影が可能。被写体が引き立つ美しいボケを楽しむことができます。
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90mm F/2.8 Di III MACRO VXD f072(Model )
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