2025.06.05
【躍動感あるスポーツ写真の撮り方】様々な被写体に使える基本を解説
【躍動感あるスポーツ写真の撮り方】様々な被写体に使える基本を解説



スポーツ写真を撮影する上で重要なのがシャッタースピードの設定です。速い動きをしっかりと捉えたい場合は、1/1000秒程度以上の高速シャッタースピードが必要になります。たとえば、野球のバッティングやサッカーのキックなど、一瞬の動きをクリアに撮影したいときには、動きをしっかりと「止める」ための速いシャッタースピードが効果的です。
一方、躍動感の表現として流し撮りで撮影する方法もあります。この場合、1/60秒や1/125秒など遅めのシャッタースピードを設定します。これにより背景が流れるようにブレ、被写体だけがくっきりと浮かび上がることで、スピード感のある印象的な写真が撮影できるでしょう。車やバイク、走る選手などの撮影でよく用いられます。
関連記事:シャッタースピードとは?設定の目安や被写体に合わせたコツをご紹介
撮影モードはシャッタースピード優先に
動きのある被写体を撮影する際には、シャッタースピード優先モードで撮影するのがおすすめです。このモードではシャッタースピードを設定すると、カメラが自動的に適正露出になるようにF値(絞り値)を調整してくれます。
たとえば、明るい屋外での野球の試合では1/1000秒、やや暗めの体育館でのバスケットボールでは1/500秒というように、撮影環境や被写体に合わせてシャッタースピードを変えつつ、それぞれで適切な明るさで撮影できます。
オートフォーカス(AF)はコンティニュアスに
スポーツ撮影ではピントが合わないことも頻発します。動きの速い被写体を追いかけるには、動体を追従するコンティニュアスオートフォーカス(AF)を使用しましょう。このモードでは、シャッターボタンを半押ししている間、被写体の動きに合わせて常にピント合わせを続けてくれます。
AFエリアはゾーンやフレキシブルスポットを使用すると効果的です。たとえば、サッカーで走り回る選手を追いかける場合は、ある程度の範囲をカバーするゾーンが使いやすいでしょう。
関連記事:オートフォーカス(AF)とは?代表的な種類や使い方を詳しく解説
選手の表情や動きをしっかりと捉えるには

スポーツ写真の醍醐味は、プレーの写真はもちろん、選手の真剣な表情にもあります。重要なシーンをクリアに捉えるため、適切な露出設定や撮影のコツを押さえておきましょう。
シャッタースピードは1/500秒から1/1000秒以上を目安に
選手の動きを止めるためには、十分に速いシャッタースピードが必要です。前述の通り、野球のスイングやサッカーのシュート動作など速い動きは1/1000秒以上が目安となります。特にボールが画面に入る瞬間は、ボールの動きを抑えるために1/2000秒といった高速なシャッタースピードも必要となるでしょう。
バスケットボールやバレーボールなど室内競技では、1/500秒程度を目安にすると光量を確保しつつ動きも止めやすいです。また、照明が暗い体育館などでは、ISO感度を上げてシャッタースピードを確保しましょう。
流し撮りで躍動感を演出する

流し撮りは、被写体に対してカメラを追従させることで、あえて背景をブレさせ躍動感を表現する撮影方法です。主題となる被写体にしっかりとピントを合わせながら、背景は流れるように写すことで、スピード感のある写真に仕上がります。
シャッタースピードは1/60秒を目安に設定
流し撮りでは、1/60秒程度のシャッタースピードを目安に撮影すると良いでしょう。シャッタースピードが遅いほど背景が流れ躍動感が強まりますが、撮影の難易度は高くなります。初めは1/125秒など比較的速めの設定から始めて、徐々に遅くしていくと上達しやすいでしょう。
安定感あるフォームで主題を追う
カメラの動かし方も流し撮りの重要なポイントです。両足を肩幅に開き、脇を締めて上半身全体でカメラを回転させるようにすると安定した流し撮りができます。手首だけで動かそうとすると、滑らかな動きが得られません。
また、ファインダーで被写体を捉える前から動き始め、シャッターを切った後も動きを止めず被写体を追っていくフォロースルーも意識しましょう。
連写で撮りたいシーンの前後を捉える

スポーツ撮影では決定的な瞬間を逃さないために、連続撮影を活用しましょう。連写を使えば、シャッターボタンを押し続けている間、カメラが連続して写真を撮影してくれます。これにより、ジャンプの頂点やボールにタッチする瞬間など、一瞬のシーンを押さえやすくなります。
構図と撮影スポットを確認しておく
良いスポーツ写真を撮るには、事前の下準備も大切です。可能であれば事前に会場を確認し、選手の動きが見やすい場所を探しておきましょう。たとえば、野球場なら内野と外野の間、サッカー場ならゴール裏やタッチライン付近など、狙いたいシーンに合わせて位置取りを考えます。
また、太陽や照明の位置を意識し、逆光やサイド光を活かした撮影ポイントを把握しておくと様々な表現ができます。逆光で選手のシルエットを活かしたり、サイド光で立体感を強調したりといった工夫が可能です。
運動会では各種目のコースや選手の動線を確認し、ベストアングルで撮影できるポジションを確保しましょう。特に人気の撮影スポットは早めに確保することをおすすめします。
関連記事:【初心者の方必見】上手な写真を撮るための構図・アングルの基本を分かりやすく解説!
ポジションとアングルで迫力を演出する

写真の印象は撮影するポジションや角度によっても変わります。たとえば、低い位置からやや見上げるようなローアングルで撮影すると、選手が大きく力強く写り、迫力が増します。特に跳躍シーンや選手同士の競り合いなどは、ローアングルで撮ることで選手の力強さや高さが強調されるでしょう。横からの撮影では動きの方向に余白を残しておくと、選手が画面から飛び出すような躍動感を演出できます。
また、被写体に近づき過ぎず、適度な距離を保つことで、周囲の状況も含めた全体的な雰囲気を捉えることができます。引きの構図で会場の雰囲気も含めた写真を撮っておくと、後から見返したときに当時の情景がより鮮明に思い出せるでしょう。
関連記事:写真におけるアングル・ポジションとは?効果的な活用方法もご紹介
望遠ズームレンズを使用する
スポーツ撮影では、焦点距離200mmなどの望遠ズームレンズが重宝します。遠くの被写体を大きく捉えられるため、フィールドやグラウンドの端にいる選手や高い位置でのプレーなどもはっきりと撮影できるでしょう。特にスタジアムなど、選手との距離がある場所での撮影では必須といえます。
また、望遠レンズの特徴として、背景ボケも大きくなりやすいというメリットもあります。これにより、選手を背景から浮かび上がらせ、表情や動きを際立たせた撮影が可能になります。観客席など雑多な背景がある場合でも、選手だけにフォーカスした印象的な写真に仕上げられるでしょう。
関連記事:望遠レンズとは?使い方やレンズ選びのポイントもご紹介
三脚や一脚を活用して手ブレを防ぐ
望遠レンズは手ブレが発生しやすいため、一脚を使用すると安定感が増します。一脚はカメラを支えてくれるだけでなく、長時間の撮影でも疲れにくくなります。
三脚は安定性に優れていますが、動きが固定されるため、動きのある被写体を追いかける撮影では一脚の方が機動力に優れています。特に野球やサッカーなど、広いフィールドを動き回る選手を追いかける場合は、一脚がおすすめです。
典型的なプレーを把握して動きを予測する

その種目の基本的な流れやルールを理解しておくと、次に起こるプレーを予測してカメラを構えられます。また、選手の視線や体勢から次の動きを読み取るのも重要です。パスを出そうとしている選手の視線の先にカメラを向けておいたり、ジャンプの準備動作を見てシャッターチャンスに備えたりすることで、狙った瞬間を捉えやすくなります。
可能であれば試合前の練習や過去の映像、作例を見ておくと、どんな瞬間が魅力的な写真になるのかを把握できます。プロの写真家の作品などを参考にすることで、「こんな瞬間を撮りたい」というイメージも明確になるでしょう。
シーン別の撮り方のコツ
スポーツの種類によって、撮影のポイントは異なります。それぞれの特徴を理解し、効果的な撮影方法を身につけましょう。
運動会

徒競走はゴール付近でフィニッシュの表情を捉えると、子どもの頑張りが伝わる写真になります。また、流し撮りで躍動感を出すのもおすすめです。横からの流し撮りでは、1/60秒程度のシャッタースピードで子どもと同じスピードでカメラを動かしてみましょう。
障害物競走や玉入れなど特徴的な種目では、アングルやポジションを変えて躍動感を演出しましょう。たとえば障害物をジャンプする瞬間を低い位置から撮影することで、高さと迫力が伝わります。また、競技の前に練習の様子も撮っておくと、本番で失敗した場合のバックアップになるでしょう。
関連記事:【運動会写真の撮り方】子どもを上手に撮影するコツやおすすめレンズをご紹介
野球

バッターのスイングやピッチャーの投球フォームは1/500秒から1/1000秒程度以上が基本的な設定となります。特にバットがボールを捉える瞬間は1/2000秒程度の高速シャッタースピードがあると、インパクトの瞬間をクリアに捉えられるでしょう。守備では選手の表情とボールの位置関係がわかる瞬間を狙うと、緊迫感のある写真になります。
バックネット裏などネット越しの撮影では、開放に近い絞りでネットに寄って撮影すると、ネットをボカして消すことができます。
関連記事:【野球の撮り方】かっこよく撮るコツや写真撮影に最適なレンズの選び方をご紹介
サッカー

ゴール前の攻防やシュートシーンでは選手同士の駆け引きや表情を捉えると臨場感ある写真になります。ゴールキーパーのセービングやストライカーのシュートなど、決定的な場面を予測して待ち構えるのが重要です。速いシャッタースピードで、動きをしっかりと止めましょう。
また、選手の横顔と共にボールを画面に入れることで、プレーの意図が伝わりやすい構図になります。たとえば、選手がボールを見つめている視線とボールを同時に捉えることで、プレーの緊張感が伝わる写真に仕上がるでしょう。
バスケットボール

シュートの瞬間は上方向への伸びやジャンプの高さが伝わる縦の構図で迫力を出せます。ゴール下からやや斜め上を見上げるアングルで撮ると、選手の跳躍力や伸びの美しさが際立つでしょう。ダンクシュートなどの派手なプレーは特に印象的な写真になります。
室内競技ゆえに光量が少なくなりやすいため、1/500秒程度以上のシャッタースピードを目安にすると良いでしょう。ドリブルの場面では、流し撮りで躍動感を演出することもできます。1/60秒程度のシャッタースピードで選手の動きに合わせてカメラを動かします。室内競技での流し撮りは簡単ではありませんが、ぜひ試してみてください。
モータースポーツ

レース中の車やバイクは流し撮りに挑戦してみましょう。コーナーなどスピードが一定の場所からの撮影だと流し撮りを成功させやすいでしょう。また、同じポイントで何度も練習することで成功率が高まります。
ドライバーやライダーの表情も重要な要素のため、ヘルメット内の表情が見えるチャンスも逃さないようにしましょう。ピット作業中や表彰台での瞬間など、マシンだけでなく人間ドラマも捉えることで、より深みのある作品に仕上がります。
関連記事:疾走感あるバイクや車を撮ってみよう!モータースポーツ写真を撮影するには? レンズ選びや撮り方のコツをご紹介
スポーツの撮影に適したレンズ選びのコツ
ここでは、スポーツ撮影に適したレンズの選び方を紹介します。
焦点距離
スタジアムなど距離がある場合は200mm以上の望遠レンズや超望遠レンズが必要になります。たとえば、プロスポーツの試合では300mm以上あると、選手の表情まで捉えられるでしょう。
運動会など比較的近い距離であれば、70mmから200mm程度の望遠ズームレンズは汎用性が高く使いやすいでしょう。手頃なサイズで持ち運びやすいタイプも多いため、初めての望遠レンズとしてもおすすめです。
関連記事:焦点距離とは?画角との関係など基礎知識を解説
開放F値
開放F値がF2.8などのレンズは室内競技でも速いシャッタースピードを確保しやすく、スポーツ撮影に適しています。特に体育館やプールなどの室内競技では、照明が暗いことが多いため、明るいレンズが理想的です。
関連記事:F値(絞り値)とは?設定例やシャッタースピード、ISO感度との関係まで徹底解説
重さとコンパクトさ
長時間の撮影では軽くコンパクトなレンズが重宝します。特に運動会など一日中撮影することになるイベントでは、軽いレンズが使いやすいでしょう。
AF性能
動体追従性が高く、スムーズかつ正確にピントが合うレンズを使用しましょう。また、AFモーターの静音性もチェックしておくと良いでしょう。試合中の静かな環境でも周囲に極力配慮することができます。
レンズ内手ブレ補正
レンズ内手ブレ補正機構があると手持ちでも安定した撮影が可能になります。また、手ブレ補正の効き量を調整できるレンズだと、流し撮りなどでも様々な表現ができるでしょう。
望遠ズームレンズ
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35-150mm F/2-2.8 Di III VXD a058(Model )
35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)は、広角端で開放 F2を達成し、準広角35mmから望遠150mmまで、ポートレート撮影で使用頻度の高い画角を1本でカバーします。大幅な大口径化と高画質を実現、リニアモーターフォーカス機構VXDにより高速・高精度AFを達成しています。新デザインの採用により、操作性や質感も向上しました。独自開発の専用ソフトウェアにより、レンズのカスタマイズも可能になりました。
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50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD a069(Model )
50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A069)は、70-300mm使用時の「広角側が少し物足りない」の声に応え、広角側を50mm始まりに。望遠域300mmまでカバーしながらも非常にコンパクトなサイズを実現しています。また、50-300mm全域で高画質を達成。静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)や手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)の搭載により、あらゆる撮影を強力にサポートします。さらに、広角端では最短撮影距離0.22m、最大撮影倍率1:2の高い近接撮影能力で、存分にハーフマクロの世界を楽しめます。気軽に本格的な撮影が楽しめるこの万能ズームレンズが、作品づくりの可能性を広げます。
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70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 a065(Model )
70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 (Model A065)は、市場でご好評をいただいている大口径望遠ズーム「70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)」(以下Model A056)からさらなる進化を遂げ、第2世代「G2」モデルとして誕生しました。本機種では、タムロン独自の手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)を新たに搭載。クラス最小・最軽量*の機動力を維持しながら、より安定した撮影が可能です。また、初代Model A056から光学設計を一新し、ズーム全域で妥協のない高画質な写りを実現。広角端の最短撮影距離も初代の0.85mから0.3mへ短縮することに成功しており、非常に短い最短撮影距離による、本レンズならではのユニークな写真表現が楽しめます。*手ブレ補正機構搭載フルサイズミラーレス用大口径F2.8望遠ズームレンズにおいて。(2023年8月現在。タムロン調べ)
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70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD a047(Model )
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)は望遠撮影をより多くの方に楽しんでいただくために生まれました。幅広い望遠域をカバーしながらも、軽量・コンパクトサイズを実現。特殊硝材の採用により、色収差をはじめとした諸収差を抑制し、高画像と美しいボケ味が楽しめます。また、AF駆動には静粛性に優れた高速・精密なステッピングモーターユニットRXDを搭載。風景やスポーツ、鉄道、飛行機の他、ポートレートやスナップなど、手持ちで軽快に撮影を楽しみたいシーンでもその力を発揮します。
超望遠ズームレンズ
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50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD a067(Model )
50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A067)は、広角端50mm始まりでズーム比8倍、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応の超望遠ズームレンズです。50-400mm全域で妥協のない高画質を実現するレンズでありながら、100-400mmクラス同等の小型・軽量サイズを達成。リニアモーターフォーカス機構VXD、手ブレ補正機構VCを搭載し、スポーツや野鳥などの撮影で、被写体の動きに素早くピントを合わせられます。近接撮影能力にも優れ、被写体に存分に近づいたハーフマクロ撮影も可能です。Model A067は、圧倒的な高画質と機動力を兼ね備えた新しい超望遠ズームレンズです。
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150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD a057(Model )
150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)は、望遠側の焦点距離500mmを確保しながら、手持ち撮影も可能な小型化を実現。高画質な描写性能はそのままに、超望遠500mmの世界を手軽にお楽しみいただけます。追従性に優れた高速・高精度AFと、手ブレ補正機構VCの搭載により、超望遠域での手持ち撮影をサポートします。
高倍率ズームレンズ
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28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD a071(Model )
これまでタムロンが培ってきた高倍率ズームレンズの技術力やノウハウを注ぎ込み、28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)は誕生しました。高倍率ズームとしては世界初となるF2.8スタートの明るさを確保。広角端28mmから望遠端200mmにいたるズーム全域においても高い描写性能を実現します。
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28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXD a074(Model )
28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXD (Model A074)は、ズーム倍率10.7倍でコンパクト、汎用性に優れたソニー Eマウント用高倍率ズームレンズです。フルサイズミラーレス一眼カメラ用高倍率ズームレンズとして、クラストップレベルの高画質を誇り、高速・高精度AFのVXDと、手ブレ補正機構VCを搭載。レンズ交換不要であらゆる「撮りたい」に対応できる、行動派レンズです。
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18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD b061(Model )
18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)はズーム比16.6倍を実現し、AF駆動には静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXDを搭載。特殊硝材をバランスよく配置したことで、画面の中心から周辺まで高い描写性能を維持し、クラストップレベルの高画質を実現しています。優れた近接撮影能力と手ブレ補正機構VCも搭載。広角から超望遠まで高画質を手軽にお楽しみいただくことができる、実用性の高いレンズです。